2017年01月22日06:00
[年金]はどうなるの、と聞いても誰も明確に答えてくれないけれど。≫
カテゴリー │年金
年金事務所、市役所、テレビの評論家などはもちろん、政治家も誰も年金はこのままでいくとどうなるか、
の声に大丈夫、と胸を叩いてはくれません。
先の事など誰にも正確には分からないでしょうが、今や老後の基盤となる年金。
そんなに行く先不明では困ります。
そこで厚生労働省の資料で、現在の年金の状況を確認してみたいと思います。(平成26年度)
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12500000-Nenkinkyoku/H26.pdf
年金の加入者の数です。
国民年金 (自営、主婦、学生、フリーター等) 2,674万人
厚生年金 (社会保険に加入している会社員等) 3,599万人
共済年金 (公務員) 441万人(平成27年10月からは厚生年金に統合)
合計 6,714万人
日本の人口が1億2,000万人ですから、半分以上の方が何等かの年金に加入している事になります。
前年度から4万人減少しました。
年金受給者(受け取っている人)の数です。
年金が、基礎部分、上乗せ部分等に分かれていて、カウントが困難ですので
ざっくりになってしまいますが、
3,991万人。
前年度に比べて41万人増加しています。
全体の年金受給総額(年金の全体の受取額の合計)です。
53兆4千億円。
前年度に比べて6千億円増加しています。
個人平均の年金受給額です。
厚生年金 154,000円
国民年金 54,000円
保険料収入です。(現在の年金に支払いに充てられます。)
厚生年金 26兆円
国民年金 1兆6億円
合計 27兆6千億円
年金の積立金です。
136兆円。
大きな数字が並びますが、ざっくり言うと
支払いが53兆4千億円あるのに対して、収入が27兆6千億円。
差額の25兆8千億円は国庫からの補助等で賄われています。
金額の単位を置き換えて、一つの家庭としてみると、
お給料が27万円の家で、出費が53万円あり、実家から26万円援助を受けている、と言うイメージでしょうか。
かなり厳しい感じがします。
の声に大丈夫、と胸を叩いてはくれません。
先の事など誰にも正確には分からないでしょうが、今や老後の基盤となる年金。
そんなに行く先不明では困ります。
そこで厚生労働省の資料で、現在の年金の状況を確認してみたいと思います。(平成26年度)
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12500000-Nenkinkyoku/H26.pdf
年金の加入者の数です。
国民年金 (自営、主婦、学生、フリーター等) 2,674万人
厚生年金 (社会保険に加入している会社員等) 3,599万人
共済年金 (公務員) 441万人(平成27年10月からは厚生年金に統合)
合計 6,714万人
日本の人口が1億2,000万人ですから、半分以上の方が何等かの年金に加入している事になります。
前年度から4万人減少しました。
年金受給者(受け取っている人)の数です。
年金が、基礎部分、上乗せ部分等に分かれていて、カウントが困難ですので
ざっくりになってしまいますが、
3,991万人。
前年度に比べて41万人増加しています。
全体の年金受給総額(年金の全体の受取額の合計)です。
53兆4千億円。
前年度に比べて6千億円増加しています。
個人平均の年金受給額です。
厚生年金 154,000円
国民年金 54,000円
保険料収入です。(現在の年金に支払いに充てられます。)
厚生年金 26兆円
国民年金 1兆6億円
合計 27兆6千億円
年金の積立金です。
136兆円。
大きな数字が並びますが、ざっくり言うと
支払いが53兆4千億円あるのに対して、収入が27兆6千億円。
差額の25兆8千億円は国庫からの補助等で賄われています。
金額の単位を置き換えて、一つの家庭としてみると、
お給料が27万円の家で、出費が53万円あり、実家から26万円援助を受けている、と言うイメージでしょうか。
かなり厳しい感じがします。