静岡市の社会保険労務士　　清水　有子（しみず　ありこ）です。

何回か報道もありましたが、平成２９年８月（今月）から、年金を受け取るのに必要な年数が１０年に短縮されました。



今までは２５年必要でしたから、大幅な短縮、年金は暗いニュース？が多い中、ちょっと明るい話題です。




該当者には既に黄色の封筒でご案内が送付されているようです。

http://www.nenkin.go.jp/




その封筒に入っている用紙で簡単に手続きが取れるようです。




まだ済んでいない方は届出して下さいね。




高齢でご本人が届出出来ない場合は、家族でも委任状があれば届出出来ます。

委任状様式。
http://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/tetsuduki/kyotsu/20140306.files/consult_01.pdf

記入例。

http://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/tetsuduki/kyotsu/20140306.files/0000017647wiasnFkQTp.pdf



委任されていく方の身分証明などの提示も必要になって来ます。
注意して行って下さい。



封筒が来ない方も、ご自分の年金を受給されていない場合は、受け取れる可能性があるかもしれません。



１０年間掛けていなくても、カラ期間と言って配偶者の会社勤めの期間などを使って見なす事も出来るのです。



脱退手当金といって、年金の期間を満たさないと一時金で受け取っている場合もありますが、そのままになっている場合もあります。



亡くなったご主人の遺族年金だけで、自分の年金を受けていない奥様なども確認してみても良いと思います。




１０年で年金が受けられるようになったと言っても、１０年間では年間２０万円程度の年金にしかなりません。



１０年納めたからと安心しないで、継続して厚生年金、国民年金納付して行く事。



自分で作る３階建ての年金確定拠出年金も検討の余地があります。



税金の控除を受けながら、自分の年金を作れます。



国が勧めているのでとても有利な条件です。




昔は会社が年金基金に入っていないと、２階建てまででしたが、今は自分で３階建てにする事が出来るようになったのです。




残念ながら国の年金だけでは不十分なのです。




年金の引き下げ等の情報に一喜一憂しないよう、自分でも備えましょう。




確定拠出年金のお問い合わせはホームページお問合せからお願いいたします。

https://www.minnasharousi.com/