[残業時間]TOYATAの打ち出した一つの方法。注目が集まっています。

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2019年4月以降、時間外労働の規制が大きく変わり、守る事を推奨されていた事が法制化、厳罰の対象になります。



そんな事も関係しているのか、厚生労働省が労働基準法違反の会社をホームページでの公表を始めました。



会社リスト。
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/dl/170510-01.pdf



ニュースになった会社も載っています。




こんなリストに載ってしまったら正にブラック企業、求人を出しても、応募もはかばかしくないでしょうし、それどころかへたをすると会社の存続にも関わります。




なるべくなら載りたくないと思うのが普通ですし、それが当局の狙いでもあると思います。




しかも新しく制定を予定されている36協定(時間外協定)は、今までのように月、年間、休日を定めるだけでなく、月の上限やら、2ヶ月~6ヶ月の間の平均を出さなければなかったり、休日勤務の時間を含めたりと複雑な事この上なし。




これを社員一人一人に適用しなければならないのですから、よっぽど注意しなければならず、管理がしきれるのかな、と始まる前から思ってしまいます。




そんな中、TOYOTAが一つの方針を打ち出しました。




それは定額残業代の支給です。

https://mainichi.jp/articles/20170803/k00/00m/020/110000c





残業代とは通常一日8時間、一週間40時間(法定労働時間)を超えて労働した時間に対して、1.25倍以上割り増しして支払うというものです。




定額残業とは、やってもやらなくても毎月同じ金額を残業代として支払うというものです。




もちろん固定でも通常の残業でも、残業代の単価計算は同じ、固定残業代は何時間分と決め、それを超えた分の支払いも必要になって来ます。




今回のTOYOYAの場合、報道では17万円、45時間分となっています。



手当がないとして、45時間分とすると残業代の単価は1時間約3700円。



残業代の単価は1.25倍されてますから、割ると時間単価は約2900円。



月給は500,000円位の人。



1.25倍以上ですから、それ以上でも良く、上記の計算式ではなく月給は少なかったり、他に手当があるかもしれません。




定額残業代は残業の抑制に良く使われ、定額と決めた時間を超える分を追加で払わない会社も多く、当局は余り推奨していません。





又定額の残業代なのですから、設定された時間前に仕事が終われば、帰宅しても良いのですが実態はどうなのでしょう。





そういった制度を、TOYOTAがこの時期に導入すると発表するのですから、制度の改正を見据え、45時間以上は残業させないぞ、との宣言なのか、残業時間を削減をしてもお給料を保障し、残業時間の削減に進めるのか、どうなのか。




注目していきたいと思います。





残業時間についてもお悩みの社長様、
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8月25日(金)

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https://www.minnasharousi.com/



[残業時間]TOYATAの打ち出した一つの方法。注目が集まっています。




















































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