[労働時間]最近の労働時間への関心の高まり。ここまで来ています。

カテゴリー │働くこと

知り合いから聞いた話です。



とある医療機関からのお問合せ。




社員から深夜残業代の請求がありました。



ふむふむ。




夜の10時以降に電話がいったという事で、15分間の残業代の請求です。




えええ、なんですって!!




確かに夜の10時から翌朝5時までの間に残業した場合、1.25倍の深夜割増が付きます。




でもその社員は自宅におり、電話で対応したのだそうです。




その社員の業務内容、この電話の内容、又誰から掛かって来たのか、15分という時間、果たして残業になるのだろうか、と頭を悩ませようとしていた所、そこの医療機関は、上司が残業代として支払う事は了承、金額計算の方法だけ教えてくれれば、との事でしたので、取りあえず法定休日だったかどうかの確認の上、計算方法だけお伝えしたそう。





電話を切った後、こうゆう時代になって来たんだ、と改めて感じ入ったそうです。





頻繁に掛かってくる職場からの電話に閉口しての事だったのか、今回たまたまあった事なのかは分かりません。





でも少しの時間も勤務時間、ただ働きは許すまじ、という強いメッセージは伝わって来ます。




社員がそうなると、会社側も勤務時間のロスはありえない、と反撃に出るかもしれません。




生産性が問われる中、時間管理は大事ですが、なんでも行き過ぎてギスギスしてしまうようでは、元も子もありません。




常日頃の対話を重視し、社員が不満に思っている事などを知り、どのようにして行くかを話合う土壌がこれからますます必要になって来ます。




突然社員から思い掛けない事を言われて、慌てふためく前に制度、社内の仕組を整備しておきましょう。



[労働時間]最近の労働時間への関心の高まり。ここまで来ています。

























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