静岡市の社会保険労務士　　清水　有子（しみず　ありこ）です。

今日は子供の通っている高校の卒業式に、ＰＴＡの役員として参加させていただきました。




自分の子供の卒業式でないので、気持に余裕があり、ゆっくり式を見る事が出来ました。



最近の女の子は髪の毛を伸ばしてる子が多いんだな、とか、泣いている子いないのかな、とか、出席番号は男女一緒なんだな、とか、改めて自分の時代との違いを感じました。



式も終わりに近づき、いよいよ答辞です。



答辞も女子でした。



これも昔は当たり前のように男子だったような。



内容も言葉は明瞭、噛む事もなく、自分の気持ちもしっかり伝わって来て、とても良い答辞でした。




そんな式の中、ぼんやり子供達の顔を眺めながら思いました。



高校生の場合、３年以内の離職率が会社の規模によっては６０％を超える事。



静岡では大学に進学した後、女子が静岡に戻る率が減少している事。



静岡の会社の福利厚生が悪くて、女子が戻りにくい事。



某市役所に来年から就職が決まった人に聞いた話ですが、面接で９人残り、その内女子は２人、採用は３人なのでどっちが落ちるね、
と話してたら、女子がが２人採用になった事。




等々まとまりもなくパラパラ考えていました。




式の後、校長室に集まって暫し団らん。




校長先生から、今日の様子を見て最近の高校生をどう思いましたか、と質問がありました。




校長先生は昔の高校生はもっと大人っぽかった、今の子は子供っぽい、とおっしゃいました。




私は式の中だけですが、大人しいな、と思いました。




今日の私のように、学校が、子供の置かれている状況が変わっている事に、会社は気づいているんでしょうか。




高校生のインターン制度もある、との校長先生のお話しでした。




こうゆう制度は使って行かないと勿体ないな、と思いました。