静岡市の社会保険労務士　　清水　有子（しみず　ありこ）です。

ハワイと日本は、時差が１９時間あり、日本を夜出発すると、ハワイには同じ日の早朝着く、とちょっとお得なような
変な時間になります。



すぐにホテルにはチェックイン出来ず、色々時間をつぶさなければならなんですが、そんな隙間を縫うように声を掛けられたのです。



ハワイのタイムシェアの見学に来ませんか。



見学に来ただけで１００ドル差し上げますよ。



そこは高級リゾートホテル。



ホテルの内装も立派です。



プールもたくさんあるみたいだし、話を聞くだけで、１００ドル貰えて、まあ良いんじゃない。



と渋る夫を説き伏せて、翌日早速行く事にしました。



待合室はペストリーなど食べ放題。



豪華な部屋にもため息が出ます。





そして話し合い。



何千万なら直ぐに断れるのに、数百万という微妙な金額。



ハワイ好きの夫の方が乗り気になってしまいました。



ハワイの方って凄くフレンドリー。



その方が営業をするのですから、こちらは断るほうが悪い位の感じになってしまいます。



でもでも、何だか決めきれなくて、やめたのですが、帰国して本当に驚きました。



タイムシェアの中古情報の山々。



提示された金額の４分の１程度。



ネット情報を読むと、皆さん毎年の管理料負担に根を上げているよう。



いや沢山あるある。



ひゃ～ホント買わなくて良かった。



買ってたらどんな大変な事になってたか。



真っ青になります。




後から考えると、情報が相手側の方からのみで、自分達がその場で情報を検証出来なかった。



情報の量が相手側、自分達とで圧倒的な差があったのです。



こうゆう事を「情報の非対称」と言うそうです。




そんな難しい言葉は知らなかったけれど、この時代にまだあり、自分が引っかかるとは、と怖くなります。




でも仕事上では割と良く見かけるのです。




こんなしっかりした会社が、この話に乗ったんだ、と驚きます。



どうしてなんだろう、と理由を考えてみるのですが、どうしても分からない。




会社にどんな利益があるのか、どうゆう判断でそうされたのか。



だた一つ思い当たるのが、社長お一人で決めたのではないか、という事。



情報量に圧倒的な差があり、判断も複数でない。



一番危険です。



転ばぬ先の社会保険労務士。



是非ご相談下さい。