静岡市の社会保険労務士　　清水　有子（しみず　ありこ）です。

先日行ったホテルビュッフェ。


実は姪っ子が働いているのです。



この前は肉切ってた、とか私の妹情報しかなく、家じゃ見せた事もない満面の笑みだったよ、
などと言われたら、もう見ない訳にはいきません。



行く度にキョロキョロしてはいるのですが、実際に顔を合わせた事はありませんでした。




所がどっこい、この間行った時、マスクをし、サラダを補充している子が怪しい、しばし見つめていると
案の定姪っ子でした。




照れくさそうにしていましたが、美味しいね、と声を掛けると、「ありがとうございます！」と予想外の返事が
返って来ました。




ありがとうございます、と言われて予想外なんてお恥ずかしい話ですが、実際思春期を迎えてから、素直に話なんて
してくれたためしがない姪っ子。


今回もいつものように、フイっと流されると思っていたので、他人行儀な挨拶にビックリしたのです。



親が口を酸っぱくして言っても効かないのに、サラッと出来てる。



まさしく働く事こそ、人を成長させるものはないんだなぁ、と改めて実感しました。



働く事は正に実践する事。



机の上で勉強する事とは違い、相手もあり、自分のペースでは進みません。




そこをどうクリアしていくかに興味が持てると、俄然仕事に面白みが出て来ます。



今若者の３年以内の離職率が、大卒で３０％、高卒で４７％と信じられない高率となっています。



なんで辞めてしますのか。



仕事の醍醐味を味わう前に辞めてしまってるんではないのか。



辞めた後、良い仕事に巡り合えるのか、とても気になります。




辞める本人も大変でしょうが、会社も採用、教育のコストを考えると全くの赤字でしょう。



双方良い所がありません。



せっかく採用したのですから大事に育てたいものです。



昔は石の上にも３年、と言いましたが、今では３０分、いえ３分の時代なのかもしれません。



スピードが加速しているのです。



会社側の自覚も大事です。



最近の若者は、失敗する事を凄く恐れたり、成長する事に多くの意味を求めます。



スマホなどの機器を使いこなし、連絡方法も昔の時代とは感覚が違います。



いたずらに烏合する事はありませんが、伝える、教える事に関して若者に合わせる事も必要です。



ソフトウェアを使った社内連絡方法等も今は豊富です。



社内のコミュニュケーションン、教育にとても効果的です。



経費もそれほど掛からず、検討の余地があります。