静岡市の社会保険労務士　　清水　有子（しみず　ありこ）です。

静岡の


清水区にある

老舗旅館（今はホテルです）







ホテルクエストの

若社長様のお話を

聞く機会がありました。







以前から

健康に良いフルコース

の案内を見た事があり




フルコースに




ピクンとアンテナが

立ちましたが

まだ未経験




どんなお話が

聞けるのか

興味津々です。




３５歳

若きイケメン社長は




見た目もさる事ながら




出身校、最初の勤務先等

経歴も華やか立派です。




でも

お話は

ご自身の




相撲取り並みの

出生体重から




肥満児で

４歳で骨折した事から

始まります。







その後も

社長であった

父との事など




自慢話にならない

巧みさで

引き込まれます。







元々祖母が始めた

海の家から旅館へ

旅館からホテルへ。




その創始者の

祖母の言葉が

秀逸です。







旅館は、

この町に来てもらって

初めて機能する。







その言葉が

若社長の

仕事の原点になっています。










最初の取り組み




健康食には

元々算入する予定は

なかったそう。




でも

サッカーの盛んな

清水という土地柄




サッカーの日本代表

などの

宿泊宿となり




アスリート食には

長年取り組んで来た

実績があります。







そんな実績を

買われて




糖尿病者向けの

食事会を

２０１０年任されます。







糖尿病は

糖質４０グラム以下

低カロリー７００ｃａｌ以下

減塩３グラム以下




などの厳しい制限があります。




これを守って作ると

まずい料理しか作れなく

料理長がとても

嫌がったそうです。







料理人は




当たり前ですが

マズイ料理を出すのは

耐え難く




若社長は




これ１回で止めるからと

なだめて

作ってもらったそう。







ところが

会が終わってみると




血糖値が

食前より

食後の方が減るという

ミラクルが起こり




召し上がった方全員から




美味しかった

感動したと

涙を流され




お礼を言われたそうです。







そこから




若社長の

予想もつかない

行動が始まります。







何と

料理長を

静岡県立大学へ

栄養を学ばせに行かせたのです。




料理長も

ビデオで




お客様から

涙を流して喜ばれた、と

感動されてたので




社長の提案を




受け入れる

下地が

あったのかもしれません。




で通ってみて

明らかに

変わったのだそうです。







今までは

美味しく作るだけ事に

力を注いでいたのが




栄養という

新たな武器を

手にしたのです。




そこで生まれたのが




フルコース食べても

７００キロカロリーという

駿河湾レシピ。







フルコースでと

言うのが信じられません。








実は




低カロリーの

豚肉など

機能性食材と言うのですが




静岡が得意としている

食材なんだそう。




でも

使い道まで

上手く機能していなくて




埋もれていたんだそう。







そんな身近に

求めていた物があるなんで




不思議な感じがします。




でも

最初に作った試作品は

糖尿病患者には

大不評。




食事制限のないあなたに




私達の辛さは

分からないでしょう、と




口を

付けてもらえなかったそう。







ガーン

それは何故か。




それは

患者さんの

置かれている状況でした。




外食にいっても




周りが

自分に合わせてくれて

肩身が狭い。




それか

自分だけ

みんなと違う食事。




どっちにしろ

孤独、寂しいのです。







そこで

みんなで楽しめる

食事に改良したそう。




今では

普通のコースの

１．５倍の金額にも関わらず

大人気。




お祝い会などで

人が集まる時などに

利用されている他







まだ

糖尿病ではない人達にも

利用が

広がっているそうです。







若社長の挑戦は

まだまだ続きます。




続きは

明日以降お伝えします。